Pickup
生産開始当時より多くのピックアップモデル発表・生産しており、現在ではその種類もピックアップメーカー並みとなっています。サウンドに拘わるメーカーならではの事ではないでしょうか。テスト用のワイヤーもストックされおり新しいモデル開発も試みられています。
PRSで使用されるほとんどのピックアップは工場内で生産されています。現在メインで搭載され"Vintage"シリーズとされている「57/08」、「59/09」、「53/10」モデルのワイヤーは50年代にGibson PAFのワイヤーを作っていた機械を使用して作られています。
ボビン形状はホコリが入りトラブルにならない様にエスカッションとの隙間の無い物になっており、エスカッションは高さ調整ネジがピッキング時に当たらない様に窪みを付けています。ボビン自体もプラスチックカバーで保護された上から絶縁テープが巻かれています。
指板同様のアーチ状にする事で弦とポールピースの高さを均一にしています。
多彩な音作りを可能にする為、配線はコイルタップ可能な4芯となっています。独自の配線方法でシングルの様に透んだクリーンサウンドから力強いサウンドまで幅広い音作りが可能となっています。
ピックアップを外す際や取り付ける際にスプリングが飛ばない様にエスカッションに突起部分があります。
Paul`s Guitar、408モデルに搭載されている「408」ピックアップは、ポールピースの間隔の違いにより弦振動の拾い方に工夫がされています。
主なピックアップ紹介

HFS/Vitage
抵抗値:フロント8.5kΩ、リア15kΩ
*長年「CUSTOM24」モデルの定番として搭載され、現在は「59/09」とのバリエーションとして採用されています。"Hot Fat Scream"なパワフルサウンドと出力を抑え気味にしたVintageの組み合わせ。現行のボビン形状になり、やや輪郭がはっきりしています。

57/08
抵抗値:フロント8.6kΩ、リア8.9kΩ
*程良い中音域の音抜けがありつつエアー感がある幅広いニュアンスが出しやすいモデルです。市販されていません。

59/09
抵抗値:フロント8.4kΩ、リア9.3kΩ
*57/08よりややタイトでブライトなサウンドになっています。

53/10
抵抗値:フロント8.4kΩ、リア9kΩ
*繊細かつブライトでニュアンスが出し易く、絡みつくような倍音が出ます。

85/15
抵抗値:フロント約8.4kΩ、リア約9kΩ
*現在のところ「30th CUSTOM24」モデルのみに搭載されている、2014年末発表されたニューモデルです。抵抗値以上に出力が高く感じ、タイトで中音抜けの良いサウンドです。

408(Paul`s Guitarのフロント)
抵抗値:フロント約8.5kΩ、リア約9.5kΩ
*ミニハムとハムバッカーの中間の様なサウンドで、ピッキングニュアンスの出易い間隔の狭いポールピース(フロント)、広いレンジを可能にする間隔の広いポールピース(リア)との組み合わせになっています。ありがちなタップ時の音ヤセや篭りもありません。

TEL:052-753-6900
Mail: matsu@gold-star-guitar.com